広島が痛恨の2桁失点大敗 3位・DeNAが1ゲーム差に 森下が2回までに6失点の炎上 勝負の7連戦は1勝6敗

 「広島2-11DeNA」(16日、マツダスタジアム)

 3位・広島が4位・DeNAに2桁失点で完敗。ゲーム差を「1」に詰められた。これで9月は3勝11敗。5カード連続勝ち越しなしと苦しい戦いが続いている。

 先発の森下が誤算だった。初回1死から牧に先制ソロを浴びると、二回に大きく崩れる。

 宮崎、桑原の連打で無死一、三塁のピンチを背負うと、伊藤光に勝ち越しの適時打を許した。さらに続く森のスクイズが適時内野安打となり2点目を失うと、東の犠打をはさんで、梶原、佐野にもタイムリーを浴びて一挙5失点。最終的に5回8安打6失点で8敗目を喫した。6失点は今季ワースト。8月27日・中日戦から自身4連敗となった。

 打線は今季8度目の対戦となった東に苦戦。初回に坂倉が11号ソロを放ち同点に追いつくも、その後は五回まで無得点。5点を追う六回に代わった中川颯から菊池が適時打を放ち、なお2死一、三塁とするも矢野が空振り三振に倒れた。

 終盤も失点を重ね、勝負の7連戦は1勝6敗で終幕。9月2日に「14」あった貯金は「5」まで減ってしまった。

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