広島・九里「1球たりとも無駄にせず」18日・ヤクルト戦先発へ最終調整 チーム再浮上への投球見せる

 キャッチボールをする九里(撮影・市尻達拡)
 キャッチボールで真剣な表情の九里(撮影・市尻達拡)
 笑顔でキャッチボールをする九里(撮影・市尻達拡)
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 広島の九里亜蓮投手が17日、先発する18日・ヤクルト戦(神宮)に向けて最終調整を行った。マツダスタジアムで行われた投手練習に参加して汗を流した。

 晴天の下、同い年の大瀬良とキャッチボールを行うなどして調整。7日・中日戦(マツダ)で7勝目を挙げてから登録抹消を挟んで中10日でのマウンドとなる。登板間隔が詰まることを苦にしないタフネス右腕は、「やっぱり期間が空いて投げられないというのはすごく長く感じる」と素直な気持ちを明かしながらも、「でも行けと言われたところで、しっかり腕を振って投げるだけだと思うし、『代わるぞ』と言われるまでは、1球たりとも無駄にせずに攻める気持ちを忘れずに腕を振って投げていければと思います」と気合を入れた。

 今季はここまで20試合に登板して7勝8敗、防御率3・09。ヤクルト戦は3試合に登板し、2勝0敗、防御率2・00で好成績となっている。

 チームは首位として9月に入るも、同月はここまで3勝11敗で大失速。現在3位で首位・巨人とは5差となり、16日に自力優勝の可能性が消滅した。4位・DeNAにも1差に詰められている。

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