広島・矢野が日本新記録 1打席22球と驚異の粘り 涌井に8球連続ファウルなど四球もぎ取る 場内は異様な雰囲気
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「中日-広島」(22日、バンテリンドーム)
広島の矢野雅哉内野手が自慢のしぶとさを発揮し、四球をもぎとった。
1点を追う六回1死。涌井に対し、2球で追い込まれるもここから驚異の粘りを見せる。
2ストライクから、ボール、ファウル、ボールでカウントを2-2とするとここから7球連続でファウル。ここでボールを挟み、カウントを3-2とする。さらにここから8球連続でファウル。場内は1球を投じるごとにどよめきが起こる異様な雰囲気に包まれた。
最後はこの打席の22球目、内角の直球を見送り、四球をもぎとった矢野。左翼席の鯉党からはこの日一番の大歓声が送られた。