広島、優勝の可能性が完全消滅…新井監督「自分の未熟さ」 9月16敗目 17年ぶり敵地10連敗 球団67年ぶり24度目完封負け

 「中日1-0広島」(23日、バンテリンドーム)

 広島は今季ワーストの2安打と打線が沈黙して中日に連敗。巨人が阪神に勝ったため、優勝の可能性が完全消滅した。シーズン24度目の無得点試合は67年ぶり。17年ぶりの敵地10連敗で9月16敗目を喫した。先発・森は8回1失点の好投を見せるも、打線の援護なく黒星。打線も相手先発・松木平ら中日投手陣を打ち崩せなかった。試合後の新井貴浩監督(47)の一問一答は以下の通り。

 -森が好投。

 「前回もいいピッチングだったし、今回も本当にナイスピッチングだったと思います。勝たせてあげたかった。今日もナイスピッチングでした」

 -打線は初対戦の相手に苦しんだ。

 「高低、両サイドにね。カットボールと真っ直ぐをコントロール良く投げられたかなと。得意なチェンジアップも、緩急も効いていたかな」

 -打線の状態については。

 「各自、いろいろ反省もあると思う。また修正して、明後日の試合に臨んでもらいたい」

 -巨人が勝ち、優勝の可能性が消滅。

 「まあそこは、自分たちは目の前の一戦ということです」

 -目標にしていた優勝を逃すことになった。

 「それはもう、やっぱり自分の未熟さでしょう」

 -9月苦しんだ要因。

 「それは、まだ9月だから。全部終わってからにしてもらいたい。まだ戦ってる最中で残り試合もあるし」

 -バンテリンでは最終戦。

 「今日も、たくさんの方に応援に来ていただいた。今年なかなかバンテリンで、いい試合をお見せすることができなくて申し訳ないです」

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