広島・九里から本拠地マツダ5連戦「勝てるようなピッチングを」 逆転CSへローテ再編 床田→大瀬良→森下→常広

 広島が先発ローテーションを再編して25日からの本拠地5連戦に臨むことが24日、分かった。25日からのヤクルト2連戦は九里、床田、27日の阪神戦は大瀬良、28日・巨人戦は森下が中5日でマウンドに上がり、29日・中日戦では、常広がプロ2度目の登板の見通し。逆転でのCS進出へ先発陣が底力を示す。

 息を吹き返したい地元での5連戦。その先陣は九里に託された。この日は秋めいてきた日差しの下、マツダスタジアムで同い年の大瀬良とのキャッチボールなどで調整。「やっぱり投げた試合で負けるというのは悔しい。なんとか勝てるようなピッチングをしたい」と気合を入れた。

 前回登板の18日・ヤクルト戦(神宮)は六回途中7安打5失点で9敗目。3-0の四回に先頭・サンタナへの四球から村上に2ランを許してリズムを失った。「(自分自身は)どんどん勝負していく中で結果を出していかないといけないピッチャー。そういうところをまたしっかりできるようにしたい」と同じ失敗を繰り返さない覚悟だ。

 28日は森下が3登板連続で、中5日で登板予定。現在5連敗中の右腕だが、首脳陣は6回2失点だった22日・中日戦の登板を見て、復調への兆しを感じ取っている。プロ2度目の登板となる常広には、初勝利を挙げた15日・DeNA戦での好投の再現に期待がかかる。とにかく勝利を-。苦境を投手力で乗り切る。

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