劇的勝利の広島・新井監督はファンに感謝「こういう状況にも関わらず球場に来ていただいて」【一問一答】
「広島3-2阪神」(27日、マツダスタジアム)
広島が延長十二回に劇的なサヨナラ勝利で連敗を4で止めた。新井貴浩監督は「こういう状況にもかかわらず球場に来ていただいて」と最後まで声援を送ってくれたファンに感謝した。以下新井監督の主な一問一答。
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(テレビインタビュー)
-最後はサヨナラ打
「よく、スエ(末包)が打ったと思います。ここ数試合スタメンを外れていて、本人も期するものがあったと思います。ナイスバッティングでした」
-先発・大瀬良を含めて投手陣が踏ん張った
「大地も立ち上がり、どうなるかなと思ったんですけど、尻上がりに調子を上げてくれて、ナイスピッチングだったと思います。その後を受けたブルペンも、特に島内。よくイニングをまたいで2回、抑えてくれたと思います」
-初回は相手先発・大竹から坂倉が先制の2点適時打
「2アウトからの得点でしたし、いいところで打ってくれたと思います」
-阪神と今季最終戦。昨年王者と今季12勝12敗1分け
「星は五分で終わりましたけど、戦っていて、やはり阪神タイガース、強いなと感じました」
-ファンも待っていた1勝。試合前には野村が現役引退を発表した。いろんな思いがあった今日の試合だった
「こういう状況にもかかわらず、今日もたくさんのファンの方が球場に来ていただいて、遅くまで残っていただいて感謝していますし、またそういう今日、球場に来ていただいたファンの皆さんに勝ちをお見せすることができて、ホッとしています」
-明日は優勝マジック1の巨人との一戦
「ウチはもう目の前の一戦なので、明日の試合に、今日のこのサヨナラ勝ちをつなげていきたいと思います」
(ペン囲み)
-代打を何人か送り込んだ中で末包は最終盤のチャンスでの代打だった
「そこは試合の流れを見ながら、状況を見ながらという形かな。相手投手との兼ね合いを見ながら」
-守備で流れを持ってくる野球もできた
「本当にね、アキにしてもね、矢野にしても、特にキクね。みんな本当、いい守備だったと思います。相手に流れを渡さない、良い守備だったと思います」