広島 現役引退の野村祐輔が笑顔の記念撮影 新井監督ともガッチリ握手 大瀬良、栗林らが2ショ求める場面も
「広島-ヤクルト」(5日、マツダスタジアム)
試合前練習開始前に広島投手陣が今季限りで現役を引退する野村祐輔投手と記念撮影を行った。
センター付近に投手陣、スタッフが集まり、笑みを浮かべながら野村と一緒に写真に収まった。さらに大瀬良や、栗林らが個別に2ショット撮影。さらに野手陣も含めた円陣が作られると、おそろいの記念Tシャツを着た首脳陣、選手の前であいさつした。
その後、新井監督とはガッチリ握手をかわした野村。この日、マツダスタジアムで記者会見を行い、プロ13年目の現役生活を「夢のような時間でした。本当にありがとうございました」と振り返っていた。
野村は広陵高3年時にに巨人・小林誠司らとともに夏の甲子園に出場し、準優勝を果たした。明大進学後も着実に力をつけていき、2011年ドラフト1位で広島に入団。新人年は9勝11敗、防御率1・98の成績をマークし、新人王に輝いた。
さらに2016年の球団25年ぶりのリーグ優勝時には16勝を挙げ、最多勝と最高勝率のタイトルを獲得。ベストナインにも選出され、優勝に大きく貢献した。直近4年は計3勝止まりだったが、1軍登板のないシーズンはなかった。プロでの通算210登板は全て先発としてで、これはプロ野球記録となっている。