広島が明大・宗山内野手のドラフト1位指名を12球団最速公表 走攻守そろった地元出身の逸材 田村スカウト部長「純粋に一番高く評価した」

 明大・宗山塁
 大学通算10号を放った明大・宗山塁=9月29日
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 広島は11日、マツダスタジアム内でスカウト会議を行い、今秋のドラフト会議で明大・宗山塁内野手(4年)を1位指名すると公表した。

 田村恵スカウト部長は「純粋に(今年の選手の中で)一番高く評価した」と明かし、誠意を見せる意味でもこの段階での公表に至ったと話した。

 宗山は地元・広島県の三次市出身で走攻守がそろった逸材。広陵では1年夏からベンチ入りし、同年夏と2年春に甲子園出場。明大では1年春途中からレギュラーをつかみ、2年春は首位打者。ベストナインは3度獲得している。競合必至となる次世代のスター候補に対し、12球団最速の1位指名の公表に踏み切った。

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