広島がフェニックス初勝利 内田が決勝打含む3安打1打点 田村が2ラン 投手陣は0封リレー
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「フェニックス・リーグ、広島3-0サムスン」(12日、天福球場)
広島が5試合目にして、フェニックス初勝利を飾った。
打線で存在感を示したのは内田湘大内野手(20)と田村俊介外野手(21)の2人だ。
まずは内田。0-0で迎えた三回1死一、三塁で左前に決勝適時打。六回先頭でも中前に運ぶと、八回2死では右翼手の頭上を超える三塁打を放ち、3安打をマークした。
内田の三塁打の直後に田村が圧巻の一打を放った。カウント1-1からの相手右腕のチェンジアップを強振。打球はライナーで右翼フェンスを越える今秋第1号2ランとなった。
先発の斉藤優汰投手(20)は最速151キロをマークするなど、3回2安打無失点の好投。その後は、杉原と小林が2回、赤塚、益田が1回ずつを抑え、無失点リレーを完成させた。