広島・栗林が手術 右肘関節鏡視下骨棘切除術 新井監督気づかい「開幕に間に合うということなので」
広島は17日、栗林良吏投手(28)が16日に群馬県内の病院で右肘関節手術を行ったことを発表した。術式は『関節鏡視下骨棘(こっきょく)切除術』。復帰時期について、新井監督は「(来季の)開幕に間に合うということなので」との見通しを示した。
栗林は新人年の21年から守護神を務めてきた。21年に37セーブを挙げて新人王に輝くと翌22年も31セーブを記録した。昨季は右内転筋のケガで一時戦線から離脱するも、今季は開幕からフル回転。60試合に登板して球団歴代最多となる38セーブをマークしていた。
21年開催の東京五輪では侍ジャパンの守護神を務めて金メダル獲得に貢献。23年のWBCは腰の張りで途中離脱するもメンバー入りしていた。今年も11月に『ラグザス presents 第3回 プレミア12』が開催されるが、メンバーには選出されていなかった。
新井監督は「彼にとっては初めての手術だからすごく不安だと思う。話し合いながら予定を立てていきたい」と気遣った。