広島・小林樹斗 まさかの戦力外通告に驚き隠せず 前日にフェニックスL登板「正直気持ちが追いついていない」

戦力外通告を受け、報道陣に対応する小林(撮影・市尻達拡)
戦力外通告を受け、球団を訪れた小林(撮影・市尻達拡)
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 広島は29日、小林樹斗投手(21)と内間拓馬投手(25)、育成の前川誠太内野手(21)に来季の契約を結ばないことを通達したことを発表した。これで今オフに戦力外通告を受けた広島の選手は9人となった。

 小林は2020年ドラフト4位で智弁和歌山から入団。ルーキーイヤーのシーズン最終戦で先発し、4回6失点だった。その後は1軍での登板機会がなかった。

 22年と23年に右肘を疲労骨折するなど、ケガに泣かされた。今季は8月にウエスタンで復帰。18試合に登板し、1勝2敗で防御率5・30だった。宮崎で行われていたフェニックスリーグにも帯同し、前日の28日・西武戦(天福)で登板して1回無失点だった。

 登板翌日、予期していなかった戦力外通告。小林は「昨日までフェニックスリーグで投げてましたので。正直、気持ちの整理というか、まだ追いついてない部分がある」と驚きを隠せず。21歳は「まだまだやってやりたい気持ちがあるので。まだ野球を続けたいということもある」と現役続行を希望した。

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