広島・新井監督「横一戦のスタート」とレギュラー白紙を強調 秋季キャンプ地の日南入り
広島は3日、4日から始まる秋季日南キャンプに向け宮崎入りした。若手主体のメンバーが名を連ねた中、新井貴浩監督(47)は「横一線のスタート」とレギュラー白紙を強調し、チーム内の競争激化を期待した。
「今年、結果が出た選手も来年はまた横一線からのスタートになると思う。それは(主力を含め)全体を集めた時に全員に言っている。継続して結果を出していくというのが大切だし難しいから」。現在、侍ジャパンの強化合宿に参加中の坂倉、小園も例外ではない。フラットな目線で競争を促していく。
キャンプ期間中の実戦は、対外試合と紅白戦計9試合を予定。「練習量も増やしていきながら、実戦をこなしていく。実戦をこなしていく中で今、自分が向き合っている課題がどういう状況にあるかを各自、把握してもらいたい」。試合を通して浮き彫りになった課題を自己分析し、練習で克服に努めながら技量向上を目指すことを求めた。