広島・新井監督「秋はギリギリまで追い込める」打撃強化へ8時間の猛特訓 秋季キャンプスタート
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「広島秋季キャンプ」(4日、日南)
広島が秋季キャンプ初日を迎え、“鍛錬の秋”が本格的に幕を開けた。
野手陣は午前9時から2班に分かれて打撃練習を開始した。守備練習と昼食を挟み、昼過ぎからは打撃練習のローテーション。その後はロングティーと連続ティーを交互に実施した。ハードなメニューに若鯉たちは声を張り上げ、打ち終わると膝に手をついて表情をゆがめる場面もあった。
全体練習終了は、日没間近の午後5時。かねて練習量増を明言していた新井貴浩監督(47)は「秋はギリギリまで追い込める。春とはちょっと違う。体で覚えていくぞ、という感じで振る方に軸足を置いている。みんなやる気になってくれているように感じるよね」と活気に満ちた時間をプラスに捉えた。
今季のチーム打率・238はリーグワーストで、52本塁打は12球団最少。徹底的に振り込んで、打力強化を図っていく。