広島・新井監督 若手主体で侍ジャパンに完封負けも「日本を代表する選手と対戦して良い機会になった」「内容を見ている」

 練習試合を終え、新井監督と笑顔で話をする井端監督(撮影・市尻達拡)
新井監督(右)と話す井端監督(撮影・佐々木彰尚)
選手交代を告げる新井監督(撮影・市尻達拡)
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 「侍ジャパン練習試合、日本代表5-0広島」(5日、SOKKENスタジアム)

 若手主体で臨んだ広島が侍ジャパンに完封負けを喫した。4安打に終わり、代表選手に貫禄を見せつけられたものの、新井貴浩監督は「まだまだこれからなので、ヒットが出た選手、出てない選手がいますけど、内容を見ていますので」と若ゴイたちに視線を送った。

 打者では田村、林、末包、仲田が安打をマーク。4日から始まった秋季キャンプでは計9試合の実戦が組まれている中、「自分が各自課題として取り組むこと、実戦で出せるのかどうかが大切だと思いますので、そう思って実戦をたくさん入れています。練習で数多くやったことを実戦でもつなげられるようにしてもらいたいと思います」と話した。

 投手陣は先発・常広が2回1安打無失点。後続の投手は制球を乱して失点する場面もあったが、「若い選手が日本を代表する選手と対戦して、いい機会になったと思います」と振り返った。

 試合前には侍ジャパン・井端監督や広島からメンバーに選出されている小園、坂倉と言葉を交わす場面もあった新井監督。プレミア12を控えている広島の侍戦士2人に「小園と坂倉は代表の中でも中心として井端監督も期待していましたので、頑張ってもらいたいと思います」とエールを送った。

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