広島・九里がFA権行使を発表「いろいろと考えた上で決断した。背中を押してくれた球団に感謝」 鯉が誇る鉄腕が大きな決断

 広島は12日、海外FA権を保有している広島・九里亜蓮投手(33)が権利を行使することを発表した。

 この日、マツダスタジアムで会見を開いた九里。第一声で「このたび、FA権を行使することに決めました」と発表。「いろいろ考えた上で決断した。どんな決断をしても背中を押してくれた球団には感謝したい」と話した。

 FA権を行使しての残留や国内移籍を含めた今後の動きについては「分かりません」と話すにとどめた。

 球団とはシーズン終了後に2度の話し合いの機会を設けており、条件の提示も受けていたが、大きな決断を下した。

 3年契約最終年の今季は自身初の開幕投手も務め、23試合に登板して7勝10敗、防御率3・21。21年には13勝で最多勝、23年は最多投球回をマークしていた。

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