広島・坂倉が1・5億でサイン 2500万増に納得 チームトップの12本塁打 球団とは暑さ対策の協議も「僕なりに意見は伝えました」
広島の坂倉将吾捕手(26)が2日、マツダスタジアム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2500万増の1億5000万円でサイン。「しっかり評価してもらえた」と納得の表情を浮かべた。(金額は推定)
8年目の今季は121試合に出場。前半戦は不調だったが後半戦に巻き返し、打率・279、チームトップの12本塁打をマーク。国際大会プレミア12では、正捕手として奮闘し、7試合で18打数8安打の打率・444の好成績で大会ベストナインにも選出。「すごく勉強になりましたし、学ぶことが多かった」と収穫を口にした。
交渉の席では、暑さ対策についても球団と協議。9月5勝20敗と大失速した原因を「原因は9月だけでない」と話し、「僕なりに意見は伝えました。球団含めて暑さ対策とかも頑張らないといけない」と話した。
28日には右肘のクリーニング手術を受けた。鯉党に向け、「元気に過ごしているので、ご安心ください」と笑いを誘うなど経過は良好。「開幕に向けて調整したい。開幕からチームの力になれるように頑張りたい」と来季を見据えた。