広島・大瀬良が新たに2年総額5億円で契約 2000万増の2億円+出来高で更改 来季は「2桁勝ちたい」
広島の大瀬良大地投手(33)が3日、マツダスタジアム内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、2000万増の年俸2億円プラス出来高払いでサイン。総額5億円の2年契約を結んだ(金額は推定)。
球団の投手では前田健太、黒田博樹に次ぐ2億円到達となる。
右肘手術明けの今季は25試合で6勝6敗。「個人的には今年1年の頑張りでそのまま終わってしまうのか、もうひと踏ん張りしてまだ頑張れると思えるかの境目だった」と強い決意を刻んで躍動した。防御率はリーグ4位で自身キャリアハイの1・86。6月7日・ロッテ戦(マツダ)では史上90人目のノーヒットノーランも達成した。
「いろんなことを変化させて臨んだシーズン。その辺が確立できたとは思っていない。まだまだ伸ばしていける要素もある」と向上心を燃やす。今季限りで野村祐輔氏が引退し、チームの投手最年長になる来季へ「姿と結果で最年長としてのあるべき姿を見せていきたい。2桁勝ちたいし、イニングも防御率ももっといい数字を残したい」。大黒柱として、カープをけん引していく。