広島・秋山が大阪で野球教室に参加「覚えてもらえたら来た甲斐がある」前日東京でのラジオ収録から急行

 広島の秋山翔吾外野手が7日、大阪府河内長野市でアドバイザリー契約を結ぶSSK社が主催した野球教室に参加した。小学生ら約70人に熱のこもった指導を行った。

 寒空の下、打撃の実演も披露し、約1時間半に渡って子どもたちとの交流を楽しんだ。質問コーナーでは「1番仲の良い選手」と問われて、「前田健太と言っていいでしょう」と回答。「今までで1番すごかった投手」に関しては「まだちゃんとヒットを打ったことがないのは佐々木朗希君。今で言うと、巨人の大勢君はすごい良いピッチャーで強いなと思います」と答えて、会場が沸いた。

 地元の神奈川県横須賀市、自主トレを行っている静岡県下田市で毎オフ野球教室を行っている秋山だが、河内長野での野球教室は初めて。SSK社からの依頼を引き受けての実施となり、「いつもは僕がSSKにお世話になっている中で、今回は1つ自分を利用してもらった。アドバイザリーの選手として少し役割を果たすことができたのなら、SSKに対して1個(恩を)返すことができたのかな」とうなずいた。

 前日は東京でラジオ番組の収録を行い、大阪へ移動。多忙のオフを過ごす中で子どもたちと交流し、「応援するチームは自由ですし、大阪にカープの選手が(野球教室で)来るなんてない。ですけど、シーズンが始まって『秋山翔吾いたな』と覚えてもらっていたら、個人としては来たかいがあったし、こういう子に知ってもらえた分だけ、もう少しいろんなことをしっかりやらないといけないと思うので、身が引き締まりますね」と振り返った。

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