広島・新井監督 次世代のチームを担う若手育てる 「24年広島カープOB会懇親会」出席
広島・新井貴浩監督(47)が7日、広島市内のホテルで行われた「2024年 広島カープOB会懇親会」に出席し、来季は次世代のチームを担う若手育成が自身の使命だと強調した。
元監督の野村謙二郎氏、前監督の佐々岡真司氏、名誉OB会長・安仁屋宗八氏(本紙評論家)らの前で語った決意には、熱意がこもっていた。「新しい力を育てていかないと、その先のカープのことを考えると光が差してこない。私がいつまで監督でいるのか分からないですが、(いずれ)辞めた時に『何も残らなかった』というのは絶対にやりたくない」と責任感を増幅させた。
勝利と育成の両立を掲げるからこそ「必然的に苦しく険しい道になる」と自覚する。その上で「新しい力がマツダスタジアムで躍動することを楽しみにして応援していただけたら」と力強く呼びかけた。