現役ドラフトで移籍の鈴木 広島の鉄壁守備陣「打たせて取るタイプなのですごく頼もしい」

 現役ドラフトで日本ハムから広島への移籍が決まった鈴木健矢投手(27)が17日、千葉県鎌ケ谷市内の日本ハム2軍施設で練習し、「菊池さんをはじめ、矢野君、外野手は秋山さんもいますし、守備が堅くて。僕は打たせて取るタイプなのですごく頼もしい」と活躍を思い描いた。

 22年、新庄監督の提案で横手投げから下手投げに転向した。「カープにいないタイプ。そこに対しての需要がある」。史上初で唯一となる現役ドラフト2巡目での指名には「逆に求められているのかなって感じ。2巡目で選んでくれるってそういうことだと思う」と受け止めた。

 中学時代の修学旅行と試合でしか縁のなかった広島。それでも秋山から、合同自主トレを行う五十幡を通じて「よろしくね」と連絡。さらに同期で広島出身の梅林を介して堂林、野間らからも言葉があったという。

 移籍の一報に「頭が真っ白になった」と振り返る。それでも新たなチームメートからの言葉に「あったかいチームだなって」と笑顔。希少なサブマリンが新たな地で躍動する。

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