広島・ドラ3岡本は経営学部目線「カープの経営史」課題レポート執筆 活躍して盛り上げる

 広島の育成契約を含む新人8選手が18日、マツダスタジアムなどの球団施設を見学した。ドラフト3位・岡本駿投手(22)=甲南大=が自らの活躍で球団の盛り上がりに貢献していく思いを示した。

 現在は経営学部に所属。17日の新入団選手発表会見後も「カープの経営史」という題名のレポート課題に取り組んでいた。「結構苦労された時もあって、地元の方が必死に寄り添ってくれて、そこから立て直したというのを知りました」。市民のたる募金が草創期の球団経営を支えたことや近年はカープ女子がブームになったことを学んだという。

 来季からはそんな広島の一員となる。広島で「カープ愛」を感じ取っている右腕はこの日もマツダスタジアムに向かう道中で「赤い(看板の)ローソンがあって。青いローソンが僕の中の常識だったので赤いローソンにすごく驚いた」と目を丸くした。

 施設見学では屋内練習場でシャドーピッチングも披露。活躍への思いを膨らませると、「自分の手で少しでもカープを盛り上げられるように頑張りたいと思います」と決意した。

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