広島・森下&矢野&常広 侍JAPAN最終候補入り!3・5&6強化試合 26年WBCへアピール

 広島の森下暢仁投手(27)、矢野雅哉内野手(26)、常広羽也斗投手(23)が3月5、6日に強化試合・オランダ戦(京セラ)を戦う野球日本代表「侍ジャパン」の最終候補にリストアップされていることが31日、分かった。選出されれば3選手にとって、来年3月に行われるWBCに向けたアピールの場となる。

 森下は21年の東京五輪代表。米国との決勝戦など2試合に先発し、チームの金メダル獲得に貢献した。22年10月には右肘のクリーニング手術を受け、同年11月の強化試合出場を辞退。23年に行われたWBCの出場はかなわなかった。昨季は先発陣の一角として2年ぶりに10勝をマーク。代表チームでも安定感ある投球に期待が高まる。

 矢野と常広は選出となれば、初の侍入りとなる。矢野は昨シーズン、自己最多137試合の出場で打率・260、2本塁打、38打点とブレーク。粘り強い打撃と、強肩を生かした華麗な守備力で遊撃のレギュラーに定着した。自身初のゴールデン・グラブ賞を獲得したように守備は球界トップクラス。本職の遊撃だけでなく、二塁もこなせる器用さも武器になる。

 そして“サプライズ”は今季2年目の常広だ。ルーキーイヤーだった昨季は9月15日・DeNA戦(マツダ)でプロ初勝利。大器の片りんを示した。大学4年の夏には日米大学野球に出場して、大学日本代表の優勝を支えた。将来のカープを背負う存在として位置づけられる右腕。今回の強化試合を経て、さらなる成長曲線を描く姿に期待が高まる。

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