高校野球にまつわる名言・珍言ベスト3発表
かみじょうたけしの内にズバッと!!年内最後は、僕が今年出会った高校野球にまつわる名言、珍言ベスト3を発表したいと思います!
まず第3位は…
「よし、風呂いこか!」
夏の奈良大会、佐藤薬品スタジアムのバックネット裏で観戦していた僕に、隣にいたおっちゃんが突然投げかけてきた言葉です。
もちろん初対面という事もあり、「なんでやっ!試合終わってからやっ」とやんわり断ったつもりが、気づけばおっちゃんの姿はなく、試合後に申し訳なさげに近づいて来た女性が「すみません、主人がもう車で待ってると…」
「えっ!」
気づけばスーパー銭湯でその日あったばかりのおっちゃんの背中流してる自分がいました。
息子さんは甲子園まであと一歩だったらしく、卒業してからも必ず息子の母校の応援に来ているのだと。
じゃ、今日は一緒に応援しよう!と、なって球場に戻ったのだが、プレイボール直前に奥様から「保育園に孫迎えに行って」。何とも言えない表情のおっちゃんに間髪いれず、「かみじょうさんを風呂に連れて行って、孫は迎えに行かれへんのか?」
これでジエンドでした。
おっちゃんは試合を観る事なく球場を後にしたのでした。
そして第2位は
「昨日飲んだワインの数も確か。。」
これはセンバツでの報徳学園vs多治見の試合を報徳学園の伝説、金村義明さんと一緒に観戦させていただいた時の話。
小園海斗選手のホームランなどで21-0で報徳学園が快勝したのだが、金村さんが何げなく言った「21安打で21点はいい攻撃が出来た!」を皮切りに、隣のおっちゃんが「21世紀枠相手で21だらけやなぁ」。
するとどこからともなく…
「報徳学園は21回目の出場やぞっ」
「多治見の野球部創部は昭和21年て書いてるぞっ」
「今、多治見て書いてみたら21画やぞっ 」
続々と21を見つけていく。
これに終止符を打ったのが、金村さんのこの言葉だった。
「そんなアホな」
そして今年の栄えある第1位はこちらです!
「野球が大好きな気持ちを忘れずに頑張れ」
これは中日ドラゴンズにドラフト6位指名された山本拓実投手の激励会にて、山本投手のお父様より息子へ送られた言葉です。
厳しいプロ野球の世界へ入っていく者へ贈る言葉とすれば、一見無責任にも思える言葉のようですが、この選手の全てを受け入れる覚悟があり、世界中を敵に回したとしても一生彼を応援し続ける存在であると宣言したように聞こえました。
そして、自らがプロ野球選手になれた一番の要因であり、プロとしてやっていく中で忘れがちになりそうな大切な気持ちをここに残したかったのかもしれないですねっ。
さぁどうです?
最後はまともで安心してくれましたか??
ではまた来年も「かみじょうたけしの内にズバッと!!」をよろしくお願いいたします!
2018年が皆様にとって素晴らしい年になりますように!