いつもと違う甲子園…でも勝利への執念は変わらず
甲子園高校野球交流試合が開幕しました。1年ぶりの聖地、しかし無観客の今大会。僕は自宅でテレビを見ながら応援です。冷房が効いた部屋で、分かりやすい解説を聞きながら…。ありがたいですが、やっぱり汗でベトベトになりながら生でプレーを見ることの尊さも実感します。
開会式もいつもの夏と全然違う。花咲徳栄・井上君と大分商・川瀬君が2人で選手宣誓です。まるで1人が宣誓しているかのように息ぴったりでしたね。
2試合目は最後に驚きの展開でした。逆転サヨナラ勝ちで喜ぶ明徳義塾ナインと、泣きじゃくる鳥取城北・阪上君。「交流試合」とはいえ、いつもと変わらない勝負への執念が宿っている。2校とも勝敗を意識して、試合を大事にしているのが彼らの姿からひしひしと伝わってきました。
ところで明徳義塾・今釘君ですが、2018年の正月に楽天・藤田一也選手が京都市内で自主トレするのを彼と一緒に手伝ったことがあるんです。やたらと藤田選手のマネをする、目立つ中学生だっんですが、そんな彼も高校に進んで最後の夏。五回1死一塁の場面ではセカンドゴロを華麗にさばいて併殺を取るなど、藤田選手をほうふつさせるプレーをみせてくれました。
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かみじょうたけし(本名・上条剛志)1977年12月31日生まれ。兵庫県淡路島出身。龍谷大卒。血液型A型。身長170cm、体重50kg。高校野球大好き芸人として知られる。趣味・特技は競輪予想、モノマネ。