大事な部分は男女関係なし 素敵!部員全員に背番号
「全国高校女子野球選手権・決勝、神戸弘陵4-0高知中央」(23日、甲子園球場)
神戸弘陵が高知中央を下して5年ぶり2度目の優勝。史上初の甲子園開催となった同大会で歴史的勝利を刻んだ。
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初めて甲子園で行われる女子の試合。僕はこれまで見たことがなく「どういうもんかな」と注目していました。
試合は二回のワンチャンスをものにした神戸弘陵の勝利となりましたが、得点シーンはそこだけ。どちらのピッチャーも素晴らしかったですね。
男子との違いも、とても興味深かったです。ベンチ入りが25人(男子18人)だし、DH制もある。
背番号も入学時に、好きなものを選べるそうで、神戸弘陵の指名打者・島田羽菜さんが「87」というのも「はな」に掛けたんかなあ、とか想像が膨らみました。部員全員に背番号があるって素敵やなあって。
また、グラウンド整備が終わるたびに、両チームから「ありがとうございました!」の声が飛ぶ。野球を通じて最初に学ぶべき大切なことが、女子野球には詰まってました。甲子園でプレーできる喜び、はつらつとしたプレー、勝って涙、負けても涙。本当に大事な部分は男女関係ないな、ということを教わった試合でした。
◆かみじょうたけし(本名・上条剛志)1977年12月31日生まれ。兵庫県淡路島出身。龍谷大卒。血液型A型。身長170cm、体重50kg。高校野球大好き芸人として知られる。趣味・特技は競輪予想、モノマネ。