田淵氏とタイ474本塁打「抜きたい」

練習で鋭い打球を飛ばす阪神・金本知憲=甲子園(撮影・宮路博志)
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 今季限りでの引退を表明した金本知憲外野手は11日現在、レギュラーシーズンでの通算本塁打数は474で田淵幸一氏(阪神~西武)と並び、歴代10位タイ。今季はまだ4本塁打で、金本は会見で「シーズンが始まるまでは楽勝で(田淵氏を)抜けると思ったんだけど」と悔しさをにじませた。

 11日のヤクルト戦では七回代打で登場し、右前安打で今季の代打成績を11打数5安打とした。会見後に臨んだ12日のヤクルト戦を含め、現役生活での残り試合は19。「何とか(本塁打を)1本。(田淵氏を)抜きたいです」。この日もベンチスタートとなった金本だったが、残された打撃機会でのオーバーフェンスをイメージしていた。

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