黒田侍入り可能性ある!小久保監督明言
野球日本代表「侍ジャパン」の小久保裕紀監督(43)は22日、今年11月に初開催される国際大会「プレミア12」の詳細日程発表を受けて都内で会見を行った。今後の選手選考に触れ、広島・黒田博樹投手(40)の招集にも言及。最強メンバーで世界一を目指すことを誓った。
「タフな戦いになると考えられる。本気で勝ちに行く戦い。編成的にもベテラン、中堅、若手のバランスを重視した選考にしたい」
11月8日の札幌ドームでの開幕戦・韓国戦を経て、残りの1次ラウンドと準々決勝を台湾、準決勝と決勝を東京ドームで行う日程。選手の状態を見極めた選考が鍵を握る。ソフトバンク・柳田、西武・森を成長株として挙げたが、重要なのは投手陣だ。
今大会は球数制限がないため「先発投手の人選が鍵。中継ぎ、抑えも専門職の人に入ってもらいたい」。その中で広島・黒田の代表招集にも「可能性はある。当人としっかり(疲労など)話をしながら考慮しないと」とした。「秋には最強のチームをつくって、勝って(実力を)証明したい」。熱い言葉に世界一への決意を乗せた。