清宮2戦連続安打“速球派”まかせろ
「U-18W杯・スーパーラウンド、日本9-0キューバ」(5日、甲子園)
決戦を前に、清宮幸太郎内野手(1年)が2戦連続安打と状態を上げてきた。三回に左腕のカーブを右前へ運び、追加点をお膳立て。「振りは良くなってきたかな」と、自信に満ちた“らしい”姿も戻ってきた。七回は右翼への大ファウルで客席を沸かせ「いい感じで(軸で)回れた」と自己分析した。
決勝でぶつかる米国投手陣は、メジャーの来年のドラ1候補に挙がるバーグナーら速球派ぞろい。だが、清宮は「そんなに速く感じなかった。速い球は何とかなる」と、左腕・ギャレットが140キロ台中盤を計測した1次ラウンドの対戦をふまえ、自信を見せる。
壮行試合では、大学日本代表の156キロ右腕・田中の直球を適時打にした。「あの球を見てしまうと、どんな投手の球も見える。経験が生きている」。自信を持って、米国を打ち砕く。