侍・菅野、0封で来年WBCへ「弾み」
5、6日に台湾代表との強化試合を控える野球日本代表「侍ジャパン」のメンバー26人が4日、ナゴヤドームで公式練習を行った。5日の初戦は巨人・菅野智之投手(26)が先発。3月の国際試合登板は初めてとなる右腕は「来年はWBCもあるのでアピールしたい。0点に抑えたい」と意気込んだ。
例年なら調整途上の時期だが「大学の頃はバンバン投げていましたし」と涼しい顔。練習前のミーティングで小久保監督が「1年後にはWBC本戦が始まる。(台湾と)対戦する可能性が高い。1年後をしっかり見据えて」と話したことを受け「要求に応えられる試合になればいいかな」と力を込めた。
5日は3回を投げる予定。短いイニングとはいえ、出し惜しみするつもりはない。「強化試合とはいえども、WBCもあるし、シーズンも近いので弾みをつけたい」ときっぱり。日本ハム・大谷、阪神・藤浪らが不在の中であっても、“開幕”マウンドは期待の証し。きっちりと結果で応える。