沢村3連続K!伝説背番号で侍デビュー
「侍ジャパンマッチ第2戦、キューバ1-3日本」(18日、札幌ド)
武器となるのは力強い速球だけじゃない。「技」も駆使してキューバ打線を封じた。伝説の右腕、沢村栄治と同じ背番号「14」を背負った先発沢村(巨人)が、2回を1安打4三振無失点。二回は圧巻の3者連続三振で締めくくり、本戦のメンバー入りへアピール成功だ。
「シーズン同様、緊張することなく入れました。何とか0点に抑えることに集中して、結果0点に抑えられたけど反省するべき点もあったので。今後解消できるように」
ためらうことなく攻め方を変えた。初回1死からベルに直球を左中間二塁打にされると、そこからは変化球主体の投球に変更。二回の3連続三振は、すべて決め球に変化球を使ったものだった。
「初球の入り球のストレートが甘かった。真ん中高めに入ってたのもある。国際大会では命取りになるので注意していきたい」と沢村。貴重な体験を生かし、さらなるレベルアップを図る。