稼頭央、侍J生き残りへガチンコ勝負だ
楽天・松井稼頭央内野手(37)が15日、都内で自主トレを公開し、WBC日本代表の最終メンバーへの生き残りに、チャレンジャー精神で挑む考えを示した。
WBCの意気込みよりも、まずはサバイバルだ。「あくまでもまだ候補止まり。入らなかったら意味がないので」。辞退の決まっている中日・吉見のほかに、あと5選手が落選する。「(WBC出場の)チャンスをいただけたので、28人に入れるように」と本戦の前の内なる戦いを見据えた。
14日の大雪で、グラウンドでの練習ができず、この日は室内でのメニューに切り替えた。それでも約5時間、体幹を鍛えるメニューなどでみっちり汗を流した。「代表としてはラストチャンス。セカンドでもいいし、少しでもチームに貢献したい」。大ベテランが最後の国際試合へ、若手とガチンコ勝負だ。