能見は第2先発!ロングリリーフ任せた

 「阪神春季キャンプ」(3日、宜野座)

 WBC日本代表候補の阪神・能見篤史投手(33)が、日本代表・山本浩二監督や代表首脳陣が見守る中、ブルペンで81球を投げた。キャンプ初日から3連投にも関わらず繰り広げられた熱投に、山本監督からは「第2先発」としての起用を示唆された。

 「(役割は)どこかは分からないですけど、いろいろと想定しているので、貢献できるのであればどこでもいいです」

 この日は他の投手陣と別調整で、視察に合わせて1人でブルペン入り。直球を主体に「感覚として投げておかないといけない」という生命線のチェンジアップとフォークも披露した。69球を投げた時には山本監督から「(球数制限の)65を過ぎたぞ」と声をかけられる場面も。投球後にはファンから拍手が起こり、山本監督も手を叩いて左腕をねぎらった。

 「でき過ぎて心配するぐらい、いいピッチングをしていた。伝わってくるものがある。(役割は)2人目の先発になってくる。三振を取れるのが大きい」と山本監督。WBCでは球数制限があるため、「第2先発」としてのロングリリーフが重要に。そこに能見がピタリとあてはまってくる。

 「(監督には)『飛ばしすぎないように』と。(調整は)逆算してやってます。2月14日からは追い込めないし試合でしっかり投げないといけないので。その後のシーズンも考えて逆算してます」と能見。どんな役割でも、日本のために期待に応えるだけだ。

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