マエケン納得48球!侍エース調整順調
「広島春季キャンプ」(4日、日南)
WBC日本代表候補の広島・今村猛投手(21)と前田健太投手(24)が4日、キャンプ初のフリー打撃に登板した。
侍エースに期待される前田健は、フリー打撃に初登板し48球を投げ、安打性6本に抑えた。「(視察に訪れていた日本代表の与田剛投手コーチに)順調なところをアピールできて良かった。見に来られて身が引き締まる思いです」と、納得顔で話した。
例年ならブルペンに入ることすら珍しい第1クールに連投、打者相手の投球。スライダー、カーブ、チェンジアップ、ツーシーム、シュートと全変化球も試した。
「打者が立っての感覚だけ。力も入れていなし、思い出すだけ。ブルペンより力も入れていないし、ブルペンの延長」。本来なら、肩をつくってから打者相手というのが段階だが、今年は並行しながら調整を進める。
第2クールではシート打撃の登板を予定。「第1クールは予定通り。仕上げていかないといけない」。時間との闘いにマエケンが気を引き締めた。