マー君WBCの“敵”はサボテンの花粉
「楽天春季キャンプ」(7日、久米島)
WBCのエースとして期待される田中将大投手(24)に思わぬ難敵が出現した。15日・宮崎から始まるWBCの代表合宿は、時期的に花粉症シーズン。前回大会の4年前は、米国でサボテンの花粉に悩まされたことを告白した。
決勝戦までいけば、約1カ月間の代表合宿。3連覇がかかるWBCに向け、久米島で順調な調整を続けるマー君だが、こればかりは鍛えようがない。「血液検査とかでは花粉症の症状は大丈夫だったんですけど、たまに『花粉症ちゃうかな?』と思うことがあります。鼻水が止まらなかったりすることがあるんですよ」と明かした。
準決勝、決勝を行う米国が安全なわけではない。「4年前はサボテンの花粉でやばかった」。09年、ミニキャンプを張ったアリゾナで苦しめられたという。スギ、ヒノキだけでなく、さまざまな植物に危険性が潜んでいる。
チームはこの日、久米島キャンプで唯一の休日。8日から14日までが最終クールとなる。花粉症に一抹の不安はあるものの、今はWBCに向けて状態を上げていく。