稼頭央、侍二塁奪取へ躍動!仙さん苦笑い

 「楽天紅白戦、白0-3紅」(13日、久米島)

 楽天・松井稼頭央内野手(37)が13日、久米島春季キャンプでの紅白戦に「3番・二塁」で先発出場した。軽快な二塁守備を披露し、打っても七回に右前適時打を放ち、3打数1安打。万全の仕上がりでWBC代表候補合宿に臨む。

 初回2死。西田の強烈な一、二塁間のゴロをダイビングキャッチし、一塁アウトに仕留めた。本職の遊撃ではない二塁手。WBCでは巨人・坂本の遊撃固定が想定されるための対応策だ。「(打球が)7つくらい飛んできたのかな。いい練習が出来た」。高い守備力は二塁でも変わらない。

 今キャンプでは特打を増やすなど打撃にも力を入れる。「稼頭央は大丈夫かよ。あんなに飛ばしちゃって」と星野監督が苦笑いするほど。自身も「ここ数年では多い」と、その練習量には納得の表情を浮かべた。

 エース田中、聖沢と松井の3人はこの日が練習最終日。14日には宮崎へと向かう。「2003年、(アテネ五輪)アジア予選で日の丸をやらせてもらって、何ともいえない雰囲気があった。ユニホームを着られるように頑張りたい」。まずは最終メンバーに残る。その目には闘志の炎が宿っていた。

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