「中日春季キャンプ」（１３日、北谷）

　中日のＷＢＣ日本代表候補が１３日、沖縄での本格的な練習を終えた。井端弘和内野手（３７）はシート打撃で２安打を放ち、左肘痛の大島洋平外野手（２７）は実戦初出場。山井大介投手（３４）、浅尾拓也投手（３４）を含めた４選手は１４日に代表合宿の地、宮崎に移動する。

　抑え候補の浅尾はブルペンで約２０球と軽めの調整。疲労から右肩に張りを感じていたそうだが、「一度調子を落とした時期があったので、これから上がっていくと信じて練習していく」と淡々。左肘痛のため別メニュー調整を続けていた大島は、シート打撃では４打数無安打だったものの「ピッチャーのボールを見られて良かった」と手応え。居残りで約１時間の打撃練習も行い、「打ち始めたら止まらなくなっちゃいました。肘への不安もないです」と全快をアピールした。