阿部主将、先輩侍に積極的に助言求める
侍ジャパンの主将を務める巨人・阿部慎之助捕手(33)が14日、先輩侍を相談役に、一致団結して優勝を目指していく決意を明かした。
まとめ役としての重責を果たし、理想の主将になるために、阿部は積極的にアドバイスを求める。「僕より年上の方がいるので相談しながら、いいチームにしていきたい。伺うことがたくさんある」と、最年長40歳の稲葉や井端、松井らベテラン戦士にリーダーとしてあるべき姿を聞くつもりだ。
全体ミーティングでは山本監督から主将として紹介された。3連覇がかかる新生侍ジャパンの軸として、首脳陣からの期待も高いだけに重圧もある。「どうなるか不安の方が多い。それをどう払しょくするかが自分の課題」と掲げた。先輩の助言が心の支えになりそうだ。
まとまりのあるチームを目指し「どんどんコミュニケーションをとっていきたい」と言う。15日の合宿初日から、ブルペンで多くの投手のボールを受けるプランを立てている。「初めて捕る投手もいますし、いい話をしながらやっていきたい」と話した。