鳥谷&能見、世界一目指し宮崎入り

 WBCで3連覇を狙う日本代表候補選手らが14日、宮崎市内のホテルに集合した。

 阪神の能見篤史投手(33)と鳥谷敬内野手(31)が、沖縄から宮崎入りした。チーム宿舎に到着した両選手は、共にスーツ姿で神妙な面持ちで全体ミーティングに参加。まずはメンバー入りを目指して、15日の合宿初日からアピールを行う。

 いよいよ新たな戦いが始まる。ミーティング後、能見は「今まで通りにやることをやるだけ」と短い言葉で決意を示した。第2先発を任される可能性があるが、やるべきことは変わらない。

 また、鳥谷は「まだ何も、ユニホームを着てないので。明日練習をしてですね。体の準備はできてるので」と力強く話した。代表では本職の遊撃ではなく、二塁も任される方向。阪神のキャンプでも二塁の練習に取り組み、準備は整えている。

 この日、能見と鳥谷は、宮崎入りする前に沖縄でチームとは別に練習を行って調整。阪神から世界にフィールドを移し、日本のために戦う。

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