最終メンバー争い 村田、本多は黄信号か

 「WBC日本代表合宿」(15日、宮崎サンマリン)

 阪神・鳥谷のライバルとなるほかの内野陣も、最終メンバー入りへ必死にアピールした。鳥谷を含め、楽天・松井、ソフトバンク・本多、巨人・坂本、中日・井端の5選手は、全体練習後に居残りで特守。さらに、本多は特守後にも高代内野守備走塁コーチに直接指導を志願してノックを受け続けた。

 現在、内野陣で当確ランプがともっているのは一塁の稲葉、遊撃の坂本、三塁の松田、代打の切り札としても期待される井端の4選手。鳥谷、松井、本多、村田の4選手から、1人は脱落するとみられる。

 その中で、厳しい立場に置かれているのが右手中指のつめを負傷している村田だ。本人は「大丈夫」と強調するが、高代コーチは「かばって投げている。まったく気にせず、ではないね」と不安視。また、同コーチは本多についても「捕り方があまり良くない。基本をもう少しやらないと、将来的に苦労する」と辛口に評価した。

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