鳥谷当確!「2番・二塁」で攻守に活躍
「強化試合、日本代表0‐7広島」(17日、宮崎)
存在感を存分に示した。阪神・鳥谷が「2番・二塁」で先発出場。3打数1安打で守備も無難にこなし、最終メンバー入りに向けても当確ランプが点灯した。
日本代表としての実戦では、初めて坂本と二遊間を組んだ。ぎこちなさなど、どこにもない。呼吸はピタリと合っていた。抜群のコンビネーションで、五回と六回に併殺を完成させた。
二塁守備について「いろいろ考えながら無難にできたかなと思う。ある程度、練習の感じでできたかな」と説明。昨年の球宴でも二塁の鳥谷とコンビを組んだ坂本は「鳥谷さんはすごくうまいので、普通に気にせずやれました」と信頼を寄せた。
首脳陣も改めて高評価だ。「これくらいできる選手でしょう」と山本監督。高代内野守備走塁コーチは「収穫は鳥谷が二塁でいけるということ」と目を細めた。首脳陣は松井を二塁で起用する構想もあり、鳥谷は三塁も含めた内野のユーティリティー選手として力を発揮しそうだ。
打撃でも三回に左前に安打を放ち存在感を示した。侍ジャパンにとって欠かせない存在になった。