浩二ジャパン、投手陣の追加招集も
「WBC日本代表合宿」(18日、サンマリン宮崎)
与田投手コーチが18日、故障者が続出した場合の最悪の事態に備え、選手を追加招集する可能性について言及した。現時点では「考えていない」と前置きしたうえで、今後について「可能性はゼロではない。あるかもしれない」と話した。
右肩に不安を抱える前田、浅尾は明らかに本調子には程遠い。選手には毎日、コンディションを報告することを義務づけているが、日本代表への思いから、ぎりぎりの状態になるまで不調を訴えないことも考えられる。
選手生命にも関わることで「愛情ある決断をしなければいけない」と与田コーチ。WBCでは一部期間をのぞき、故障者のメンバーの入れ替えは可能で、今後、状態次第で首脳陣からストップをかける考えだ。
追加招集の場合、昨年11月に行われたキューバ戦のメンバーである広島・大竹、ヤクルト・村中、DeNA・山口らが候補に挙がりそうだ。ただ、与田コーチは「日本の開幕に向けてやっている。万が一、招集することになっても、負担をかけないようにしないといけない」と、苦しい胸の内を明かした。