中田「7番・左翼」へ紅白戦でアピール
「WBC日本代表合宿」(18日、サンマリン宮崎)
日本ハム・中田が20日の紅白戦でアピールし、「7番・左翼」のレギュラー取りを目指す。「打ちたい気持ちはある。三振でも内容があれば。そこにこだわっていきたい」。内容も重視し、首脳陣に成長した姿を披露する。
必死だった。鋭い眼光でバットをひたすら振った。居残り特打。立浪打撃コーチが約5メートルの距離から投げるスローボールを無心で振り抜いた。その後はフリー打撃もこなした。前に突っ込む癖の修正に取り組んできたが「突っ込みが少なくなってきた」と手応えもつかみつつある。
日本代表の中でも数少ない、右の大砲に対する期待は当然大きい。「あれだけ打球を飛ばせるのはメンバーの中でも1番と言ってもいい」と立浪コーチ。後は安定感が増せばいい。17日の広島戦は3打数無安打だったが、20日の紅白戦こそ信頼を勝ち取る。