浅尾、ラスト紅白戦で“一発快投”だ
「WBC日本代表合宿」(19日、サンマリン宮崎)
右肩の張りが不安視される中日・浅尾が20日の紅白戦の“一発快投”で、最終メンバー入りを狙う。肩の状態が思わしくなく、侍生き残りへ厳しい状況にあるが、逆転選出を信じて、最後の紅白戦に全力を尽くす。
この日は木の花ドームで休日返上練習。山本監督が見守る中、キャッチボールでは間隔を徐々に伸ばし、最終的に60メートルの距離で遠投を行い、当日に備えた。「明日はしっかり投げたい。無理することはできないけど、ここまで来たら(WBCに)出たい」と決意を述べた。
1イニングを投げる予定。与田投手コーチは「投げられれば即GO(合格)ではない」とし、結果と内容が求められる。侍合宿では16日に1度ブルペン入りしただけ。紅白戦はぶっつけ本番になるが、悔いを残さないためにも現状で精いっぱいの直球を投げる。