山本監督「いろんな議論して」代表決定
WBC日本代表の山本浩二監督は20日、宮崎市内のホテルで会見し、28人の代表選手を発表した。代表候補合宿に参加した33人選手の中でメンバーに入らなかったのは、投手では浅尾拓也、山井大介(中日)、内野手では村田修一(巨人)、外野手では大島洋平(中日)、聖沢諒(楽天)の5人。
山本監督は「攻撃もそうですけど、投手を含めた守り、足を考えて、いろんな議論をして、結果こうなった」とした。強化試合での投球内容が不安視された前田健については「状態が上がってきているという、いろいろな報告からメンバーに入れた」と話した。
メンバーに入らなかった浅尾は、肩の張りを訴え、この日予定されていた紅白戦の登板を回避した。山本監督は、投手コーチから「先のことを考えて投げさせない方がいい」という報告があったことを明かし、「状態が、もう少し上がってこなかった」と語った。