出場16チーム最終登録メンバーを発表

 第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の主催者は21日、出場する16チームの最終登録メンバーを発表した。米大リーグからは球宴経験者45人を含む多くの選手がエントリーした。

 初優勝を目指す米国は昨季サイ・ヤング賞のディッキー(ブルージェイズ)、ナ・リーグ本塁打王のブラウン(ブルワーズ)が投打の軸。心配された先発投手陣には昨季21勝のゴンザレス(ナショナルズ)、阪神でもプレーしたボーグルソン(ジャイアンツ)、救援では2年連続セーブ王のキンブレル(ブレーブス)が入った。

 中南米勢の選手は出場に意欲的で、ベネズエラは昨季三冠王のM・カブレラ(タイガース)やワールドシリーズMVPのサンドバル(ジャイアンツ)ら豪華な陣容。ドミニカも強力打線で、プホルスは外れたもののカノ(ヤンキース)レイエス(ブルージェイズ)らをそろえた。

 日本と同じ1次ラウンドA組のブラジルはリエンゾ(ホワイトソックス)が投手陣の柱。捕手のゴームス(インディアンス)は最終ロースターから外れた。中国はキューバとともにメジャーリーガーなしで挑む。韓国もメジャー選手はおらず、昨季パ・リーグ打点王の李大浩(オリックス)らが入った。

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