侍ジャパン、10‐3で豪州を下す

最後を締めた山口(右から2人目)は炭谷と笑顔でタッチを交わす=京セラドーム(撮影・立川洋一郎)
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 「壮行試合、日本代表10‐3豪州代表」(24日、京セラ)

 日本代表が13安打で10点を奪い、豪州代表を下した。

 1番に坂本(巨人)、3番に内川(ソフトバンク)を入れた新打線が、初回から機能した。坂本が四球を選ぶと、2番に入った松井(楽天)が三塁へ送りバントを決めた。ここで内川が中前適時打を放ち先制点。1番から5番に下がった長野(巨人)も2死二塁から右前適時打を放った。

 2‐3の四回には、松井の走者一掃の右越え三塁で逆転。その後も得点を重ねた。

 前夜は相川の3ランを含む4安打のみだった打線が、面白いようにつながった。山本監督は「打順を変えた打者がそれぞれ仕事をしましたね」と、少しホッとしたような表情を浮かべた。

 一方で、エース格と期待される先発の前田(広島)は、3回を投げて2安打3失点。三回、明らかに抜けたボールが多くなり、先頭から連続で四球。2死までこぎ着けた後、一時は逆転となる3ランを浴びた。指揮官は「(三回はボールが)抜けてきていましたね。投げ込み不足ですかね」と、苦言を呈した。

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