能見は3番手予定!完封リレー完結や
「WBC・1次ラウンドA組、日本-ブラジル」(2日、ヤフオク)
3連覇に挑む日本代表は1日、福岡工大で全体練習を行った。
ブラジル戦に登板予定の能見篤史投手(33)=阪神=は、キャッチボールやダッシュなどで調整した。現時点では田中、杉内に続く3番手での登板が濃厚。試合展開次第で守護神・牧田につなぐことなく最終回を締めくくる可能性もありそうだ。
「がんばるだけです。それ(緊張感)は出てくるでしょう。しっかり準備したい」
開幕前日、表情に硬さはなかったものの短い言葉に決意を込めた。役割は阪神での先発と異なるが、準備はできている。首脳陣からの信頼は厚く、3番手で登板した23日のオーストラリア戦では3回2安打6三振で無失点。勝ち投手になって侍ジャパンの初勝利をもたらした。
中継ぎでの準備の難しさも「ない、ない。この前(23日)やってるから」ときっぱり。いよいよ訪れる代表デビューの一戦。虎の左腕が日本中の夢を背負って戦う。