中国監督「日本はスケールダウン」
「WBC・1次ラウンドA組、日本5‐2中国」(3日、ヤフオク)
地力の差で完敗した中国だが、マクラーレン監督は自軍の健闘を強調した。「あきらめずに最後まで闘志があった。歴史は日本や韓国ほどないが、中国にも野球が普及して成長している」。八回まで1安打の打線は九回、連打を皮切りに2点を返して意地を見せた。
先発の右腕・羅夏は四回途中まで3安打1失点。130キロ台中盤ながら微妙に変化する直球にスライダーなどを交えて序盤の接戦を演出し、指揮官も「いい仕事をした」とたたえた。
また、第1回大会では米国代表のコーチだったマクラーレン監督は、日本代表についても「今回が悪いわけではないが、06年が完ぺき過ぎた。スケールダウンはあると言わざるを得ない。ブラジル戦よりも中国に対して自信を持っていたようだ」と話していた。