マー君に中継ぎの可能性「準備する」
「WBC・1次ラウンドA組、日本-キューバ」(6日、ヤフオク)
日本代表・田中将大投手(24)=楽天=が4日、福岡市内のグラウンドで自主練習を行った。ブラジル戦は2回4安打1失点と不本意な内容で降板した右腕は不振脱出へ荒療治を施した。
結果が出ない悔しさを振り払うように、アメリカンノックで外野ポール間を走り回った。ノッカーの与田投手コーチが「追いつけるって!」とゲキを飛ばす中、息切れしながらも食らいつき、10本をこなした。それでもモヤモヤ感は残っている。「試合で抑えないと本当の意味で気持ちは切り替わらない。正直不安もあるが前を向いてやるしかない」と悲壮感を漂わせた。
首脳陣はローテ再編を検討。6日のキューバ戦から中継ぎで起用する可能性もある。「いつ言われてもいいように準備する」とマー君。自信を取り戻すためにも次回登板こそはビシッと抑える。