長野“こんにゃく打法”で復活だ
「WBC・1次ラウンドA組、日本-キューバ」(6日、ヤフオク)
“こんにゃく打法の心”で復活だ!!長野久義外野手(28)=巨人=が5日、ヤフオクドームでの練習で居残り特打を敢行し、梨田野手総合コーチ、立浪打撃コーチから徹底指導を受けた。
1次ラウンド2試合にスタメン出場し、ここまで内野安打1本のみ。大会前から打撃に苦しんでおり、今年は実戦8試合で27打数2安打、打率・074という、信じられないスランプだ。
梨田コーチは不振の原因を、こう分析した。「力みからかボール球を無理やり引っ張っていた。軸足に力がなかったし、踏み込みも甘かった」。
梨田コーチの現役時代のトレードマークは、バットを構えた両手をくねらせて力みを取る“こんにゃく打法”。長野にも力まないスイングをアドバイスした。「今日で調子よくなったよ。“長野力(ちょうのうりょく)”が戻ったね」と、ジョークを交えて復調に太鼓判を押した。
長野は練習が終わると「明日頑張ります!!」とだけ言い、ミックスゾーンで待つ報道陣を置き去りにして宿舎へと走った。言葉はいらない。見ていてくれ‐。長野の打席に注目だ。